traffic_logcat¶
概要¶
traffic_logcat [-o output-file | -a] [-CEhSVw2] [input-file ...]
解説¶
標準的なツールを使用してバイナリログファイルを分析するためには、まず ASCII に変換する必要があります。 traffic_logcat はまさにそれを行います。
オプション¶
-
-o
PATH
,
--output_file
PATH
¶
コマンドの出力先を記述します。
-
-a
,
--auto_filename
¶
入力ファイル名に基づいて自動的に出力ファイル名を生成します。入力が標準入力である場合、このオプションは無視されます。例えば:
traffic_logcat -a squid-1.blog squid-2.blog squid-3.blog
次のファイルを生成します。
squid-1.log squid-2.log squid-3.log
-
-f
,
--follow
¶
tail(1) -f
のようにファイルを追跡します。
-
-C
,
--clf
¶
可能な場合、入力を Netscape Common フォーマットに変換しようとします。
-
-E
,
--elf
¶
可能な場合、入力を Netscape Extended フォーマットに変換しようとします。
-
-S
,
--squid
¶
可能な場合、入力を Squid フォーマットに変換しようとします。
-
-2
,
--elf2
¶
可能な場合、入力を Netscape Extended-2 フォーマットに変換しようとします。
-
-T
,
--debug_tags
¶
-
-w
,
--overwrite_output
¶
-
-h
,
--help
¶
使い方の情報を表示して終了します。
-
-V
,
--version
¶
バージョン情報を表示して終了します。
注釈
-S
と -C
、 -E
、 -2
はいかなるときでもいずれか 1 つしか使用できません。
入力ファイルが指定されなかった場合、traffic_logcat は標準入力 ( stdin
) から読み込みます。出力ファイルを指定しなかった場合、 traffic_logcat は標準出力 ( stdout
) に書き込みます。
例えば、バイナリログファイルを ASCII に変換するために traffic_logcat コマンドと共に次のオプションのいずれかを使用することができます。
traffic_logcat binary_file > ascii_file
traffic_logcat -o ascii_file binary_file
バイナリログファイルはこのコマンドによって変更されません。
参照¶
tail(1)