traffic_cop

解説

traffic_coptraffic_managertraffic_server の起動とレスポンスによりそれらを監視することに責任を持つ番犬プログラムです。どちらかのプロセスがレスポンスがないと判断された場合、traffic_cop はそれらをキルしてリスタートします。

Linux では traffic_cop は使用可能なメモリーとスワップスペースも監視し、使用可能なメモリが最小閾値を下回った場合、監視しているプロセスを再起動します。メモリーの閾値は proxy.config.cop.linux_min_swapfree_kbproxy.config.cop.linux_min_memfree_kb 変数で設定することができます。

オプション

-d, --debug

デバッグメッセージの発行。

-o, --stdout

traffic_cop は通常 syslog にログを取りますが、デバッグを目的としてこのオプションを使用することで代わりに標準出力にメッセージを出力するようになります。

-s, --stop

SIGKILL の代わりに SIGSTOP を使用して子プロセスをキルします。このオプションは主にデバッグ用です。

-V, --version

バージョン情報を表示して終了します。

参考

syslog(1), traffic_manager(8), traffic_server(8)