Query Remap Plugin

リマッププラグインはよりフレキシブルかつ動的なリマップルールの指定方法を提供します。このプラグインは Traffic Server API 上に組込まれてはおらず、 URL リマップを目的として独立して存在します。リマッププラグインはグローバルではなく、基本的にリマップルール毎の処理として設定され remap.config ファイルの個々のルールに基づき URL がどのようにリダイレクトされるかをカスタマイズすることを可能にします。

Traffic Server リマップ API は、プラグインがクライアントのリクエストをターゲットの URL へ動的にマップすることを可能にします。各プラグインは remap.config の一つ以上のリマップルール("インスタンス")に関連付けられます。リクエスト URL がリマップルールの "fromURL" にマッチする場合、 Traffic Server はプラグインで定義したリマップ関数を呼び出します。

((注意: 文章の追加は未定です。この章の文は未だ執筆中です。))

リマップヘッダーファイル

remap.h ヘッダーファイルは Traffic Server リマップ API を含みます。デフォルトでは、ヘッダーファイルは /usr/local/include/ts/remap.h にあります。

必要となる関数

リマッププラグインには下記の関数の実装が求められます:

  • TSRemapInit: プラグインがロードされる際に一度だけ呼ばれるリマップ初期化関数
  • TSRemapNewInstance: プラグインに関連付けられた各ルール毎に作成される新規インスタンス。リマップルールで使用されるプラグインで毎回呼ばれます。(この関数は pparam 値を処理します)
  • TSRemapDoRemap: リマップする先の新しい URL を見つけるために Traffic Server によって使用されるエントリポイントです。リクエストが来る度に毎回呼び出されます。

設定

リマッププラグインのリマップルールとの関連付けは、 @plugin パラメータを使います。リマッププラグインの設定の詳細は、管理者ガイドの章(未定?)を確認してください。