マーシャルバッファー

マーシャルバッファー、もしくは TSMBuffer はパース済みの URL 、MIME ヘッダー、HTTP ヘッダーを格納しているヒープデータ構造です。マーシャルバッファーの外に新しいオブジェクトを割り当て、マーシャルバッファー内の値を変更することができます。オブジェクトを操作するときはいつでも、そのオブジェクトのハンドル (TSMLoc) とそのオブジェクトを含んだマーシャルバッファー (TSMBuffer) が必要となります。

操作するためのルーチンはこれらの二つの情報をもとにしています。具体例は以下のいずれかを参照してください。

マーシャルバッファー関数は、パース済みの URL 、MIME ヘッダー、HTTP ヘッダーを持っているデータ構造である Traffic Server のマーシャルバッファーの作成と破棄を行えるようにします。

注意

TSHttpTxn*Get で取得されるすべてのマーシャルバッファーはシステムの他の場所で使用されます。これらの共有されたトランザクションマーシャルバッファーを以下のような関数で破壊しないように気をつけてください。