ハンドラー関数の記述¶
ハンドラー関数は継続の重要なコンポーネントです。これはイベントとイベントデータを検査し、その後適切な処理を行う事になっています。行われるであろうアクションは、別のイベントを継続が受け取るようスケジュールする、サーバへのコネクションを開始する、単純に自身を破棄するなどになる可能性があります。
継続のハンドラー関数は TSEventFunc
型の関数です。引数は継続、イベント、そして幾つかのデータ(このデータは呼び出し元によって継続に渡されます。このデータを TSContDataSet()
によって関連付けられる継続自身のデータと混同しないでください。)へのポインタです。継続がコールバックされる際、継続とイベントはハンドラー関数に渡されます。継続は発生した同じ継続へのハンドルです。ハンドラー関数は典型的に受け取ったイベントを処理するための switch 文を持ちます。 :
static int some_handler (TScont contp, TSEvent event, void *edata)
{
// .....
switch(event) {
case TS_EVENT_SOME_EVENT_1:
do_some_thing_1;
return;
case TS_EVENT_SOME_EVENT_2:
do_some_thing_2;
return;
case TS_EVENT_SOME_EVENT_3:
do_some_thing_3;
return;
default: break;
}
return 0;
}
注意
継続は更なるイベントが向かってきている "途中" かどうか確認できないことに気付くかもしれません。 TSHttpTxnHookAdd()
の呼び出しによって送られるような、全てのやって来るイベントが処理されたのを確認する前に、継続を削除するための TSContDestroy()
を使用しないでください。
注意
TS_HTTP_SEND_REQUEST_HDR_HOOK may callback several times when the OS crashed. Be careful to use functions such as TSContDestroy in TS_HTTP_SEND_REQUEST_HDR_HOOK hook.
下記の表ではハンドラー関数に渡されるイベントと void* data の型に相当するものを列挙します。 :
イベント |
イベントの送信元 |
データタイプ |
---|---|---|
キャッシュ VC |
||
TS_CACHE_ERROR コード |
||
キャッシュ VC |
||
TS_CACHE_ERROR コード |
||
TS_CACHE_ERROR コード |
||
継続関数を以下に列挙します。 :
When a handler function blocks, it blocks the event thread running it. This blocks all the continuations (internal ones along with those of plugins) in the event thread's queue. This may increase the worst-case latency for HTTP request processing. If there is enough blocking, this could increase CPU idle time, which may reduce proxy throughput. The Au test polite_hook_wait illustrates a method for using dynamic threading to do a blocking call without blocking any handler function. But the overhead of this method may cancel out the performance improvement, if blocking times are short.